Atifah Mariyah Binti Amir Malik (F40)

帝京大学 教育学部 教育文化学科 (2019~)

PBTで学んだこと

「意思あるところに、道は開ける」

PBTの存在を知る前、私は日本に来るという夢をあきらめていました。日本で学位を取得できるのは工学だけだと思っており、私は工学が苦手だったからです。
しかし、2017年3月に家族と日本に旅行に行き、PBTの先輩に出会って、「日本では工学以外の学位も取得できる」と聞きました。
そこで初めてPBTの存在を知りました。
PBTでの生活はとても大変でしたが、夢を叶えることは簡単なことではないでしょう?
日本語を学ぶことはとても難しいことですが、PBTには素晴らしい先生がいますし、教育カリキュラムもよく練られています。
たくさん友達もできましたし、日本の文化に触れながら、勉強することができました。
PBTは、私が自覚していなかった自分の可能性に気づかせてくれました。
PBTは私の夢を叶えてくれたと言っても過言ではなく、とても感謝しています。

日本に来て

「怖く感じるくらい大きな夢を見よう」

これは高校の先生に言われた言葉ですが、実際に日本留学の夢を追うまでは、その意味を理解することができませんでした。
日本留学は、今までで一番大きな決断でしたが、この決断こそが、私が大きな夢の道を歩んでいることの証です。家族から遠く離れ、イスラム教徒の少数派となり、一人で解決しなければならない未知のことがたくさんあります。
最初は大変でしたが、時間が経つにつれてコツがつかめてきて、些細なことでも楽しめるようになりました。日本の空、コンビニ、人々、文化、すべてが楽しくなりました。
もしあなたが私のようにアニメが好きなら、どこを歩いてもアニメの世界に入り込んだようで、最高の気分になりますよ。
ホームシックになりつらい日々もありましたが、日本に来て勉強していることを後悔したことはありません。
ここはまさに私の夢の国です。でも、もちろん夢の途中で困難に突き当たることもありますよ。
勇気を持って夢に向かおう!

日本での大学生活

「星を目指しながら虹を楽しむことを忘れないで」

これは、私が日本に来る前に叔母から教わったアドバイスです。叔母は、私がかつて勉強ばかりのオタクだったことを知っています。
確かに勉強は必要ですが、学生の間にも楽しめることがたくさんあることを忘れないでください。
帝京大学では、日本の学生だけでなく世界中のいろいろな国から来た留学生と交流できる素晴らしいイベントが数多く開催されています。
これにより、私はコミュニケーション能力とファシリテーション能力を向上させ、教室外でも知識を得ることができました。
また大学外では、ハラールラーメン店でのアルバイトを経験しました。
残念ながら、コロナウイルスの影響でアルバイトをやめざるを得ませんでしたが、
また新しいアルバイトができることを楽しみにしています。

後輩へのメッセージ

「Just Do It」

これは、NIKEのモットーであり私が皆さんに伝えたいことでもあります。
あなたが目標に向かって頑張っているのであれば、たくさんの汗と涙と痛みを伴うでしょうが、
それだけやってみる価値があるということです。
実際にやってみなければ、どれだけ素晴らしいことができるかはわかりません。
私は、あなたならできると信じています。
とにかくやってみてください。
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