くらべてみよう

すでに皆さんはご存じのように、日本の大学への入学資格については、外国における12年の学校教育の課程が修了したことが要件とされています。中等教育の課程修了までに12年を要していない国については、日本の文部科学大臣が指定している準備教育課程を修了した者に対して大学入学資格が与えられます。従って、指定校以外の日本語学校を修了しても、大学入学資格は与えられないことになります。

文部科学大臣が指定した準備教育課程校は、文部科学省のHPをご覧いただければ一覧が掲載されていますが、全世界で30数校あり、海外ではPBTが唯一の指定校です。PBTは教員全員が日本人であり、質量ともに、日本にある準備教育校と比べても充実していると自負しています。

 

【授業時間・授業料の比較】

帝京マレーシア日本語学院(PBT)と日本にある準備教育課程校の平均値との比較(他校は2024年11月現在)

  PBT 他の準備教育課程校
入学前日本語学習 不要 JLPT N5以上等の条件あり
 
(RM1 = 34.0円) 12ヵ月コース(専門学校進学系)入学金込み 1年コース(平均値)
授業料 RM 26,000 RM 26,180
授業時間 総授業時間 1,416時間
日本語 1,280時間
教科 136時間
1,020時間
1時間当たり単価 RM 18.40 RM25.70
 
  20ヵ月コース(大学進学系)
入学金込み
1.5年コース(平均値)
2.0年コース(平均値)
区分 文系 理系 区分未確認
授業料 RM 39,000 RM 41,000 1.5年 RM 36,840
2.0年 RM 47,470
授業時間 (総)2,228時間
(日)1,612時間
(教)616時間
(総)2,494時間
(日)1,402時間
(教)1,092時間
1.5年 1,470時間
2.0年 1,810時間
1時間当たり単価 RM 17.50 RM 16.40 1.5年 RM 25.10
2.0年 RM 26.20
(注)日本の準備教育課程校の場合、この他にAgent費用が掛かる可能性があります。(あるAgentはRM7500程度 )
 

【進路先の比較】

準備教育課程がある主な学校の2023年度卒業生の進路先の実績

区分 PBT A日本語学校 B日本語学校
卒業生数 86 46 163
大学院 0 0 10
大学 68 38 52
短大 0 0 0
専門学校 10 3 5
その他(高専含む) 8 5 96
(出展:(財)日本語教育振興協会様データ)